皆さん、キッチンで流した汚れはどこに行ってるかご存じですか?
分かっている方は定期的に清掃されていますよね!因みに私はサボっていました・・(笑)
今回は上記の事について説明と清掃方法を紹介していきたいと思いますので、
是非ご覧になって下さい!
キッチンの油汚れが溜まる汚水枡、分かりやすい説明と清掃方法を紹介
キッチンに流した物はどこに行くの?
まず冒頭にもありましたが、キッチンに流した物はどこにいくの?という所から
説明させてもらいます。こちらはキッチン内の配管を通って汚水枡という所に
行きます。流したものはここに溜まり、その後公共の水道局などに返るような仕組み
になっています。
汚水枡って何の為にあるの?
汚水枡の目的は以下の通りです。
汚水の流れの調整: 汚水の流れをスムーズにし、排水管への負担を軽減します。
沈殿と浄化: 汚水中の固形物や浮遊物が沈殿し、一部の浄化が行われます。
点検と清掃: 汚水管の点検や清掃を行うためのアクセス点として機能します。
悪臭の防止: 適切な設計により、悪臭が外に漏れ出すのを防ぎます。
簡単に言いますと、そのまま配管にして水道局に返してしまうと油汚れなどで詰まったり
アクセス点が無くなったりしてしまうのを防ぐ為の物です。
ただこれも放置をしているとこの枡内で溜まってしまうので逆効果となってしまいます。
汚水枡を掃除していないとどうなるの?
汚水桝を掃除していないとどうなるか・・。こちらも以下に纏めています。
詰まり: 汚水桝に固形物やスラッジが溜まり、排水が詰まることがあります。これにより、家や施設内の排水が逆流する危険があります。
悪臭: 溜まった汚水が腐敗し、悪臭が発生することがあります。特に湿気の多い場所では、臭いが強くなることがあります。
衛生問題: 汚水が溢れると、周囲に汚染が広がり、衛生状態が悪化します。これが原因で病原菌や害虫が発生することもあります。
修理費用の増加: 詰まりや漏れが発生すると、修理や清掃にかかるコストが増加します。定期的なメンテナンスを行うことで、こうした問題を未然に防ぐことができます。
環境への影響: 汚水が漏れたり流出したりすると、周囲の環境を汚染する可能性があります。これは地下水や土壌への影響を及ぼすことがあります。
詰まりにより流れが悪くなってしまい、最悪の場合は業者さんを呼んで内部洗浄して
もらったりしないといけないので日々のメンテナンスはとても重要になります。
基本的には3か月~半年に一回の頻度で清掃を行う事をおすすめとしています。
ただ私は今回1年放置していました。。1年放置してしまうとどれぐらいになるのか?
次の項目にて体験談と清掃方法を交えながら紹介していきます。
1年放置していた汚水桝の清掃開始!
清掃する時の準備物
汚水桝を清掃する時には以下の物が必要となります。
・油汚れすくう用のネット・柄杓
・高圧洗浄機(無ければホースリールでも可)
・高圧洗浄機用の延長コード(屋外・防水仕様)
・高圧洗浄機用の延長ホース
・マイナスドライバー
・汚れてもいい服
・ゴム手袋
これらは最低限揃えましょう。又、かなり汚れが散ってくるので汚れてもいい服での
清掃を推奨しています。
上記に挙げた物を以下に紹介していますので良ければご参考にして下さい。
さあ!清掃開始!
高圧洗浄及びホース類の準備
まず、高圧洗浄機やホース類の準備をしていきます。
高圧洗浄機は配管内・汚水枡内の洗浄、ホースや延長コードは家の周りを全て高圧洗浄
する為に、ある程度長めの物を用意しています。
次に清掃する蓋を開けていきます。蓋は汚水枡・家から汚水桝に繋がっている配管・雨水用
とあります。今回清掃するのは汚水桝と繋がっている配管(小さい蓋)です。
あと汚水は汚水でも、こういった市の名前が書いてある蓋は開けて清掃しなくても
大丈夫です。(市の管轄)
キッチン出側の汚水枡をいざ開封!
汚水枡はキッチンだと2つあるのですが、キッチン出側の一番目の汚水枡から清掃を
していきます。
中を開けてみると、かなりすごい事になっていました・・!
(汚れがキツいものが出ます。苦手な方はすいません。)
固まった油がかなり浮いています・・!下にもぎっしりと固まっていました。
柄杓である程度すくい、固着している物は一度高圧洗浄で少し分解させ、砕いたらまた柄杓で
取り除いていきます。
綺麗になった後は、閉めて違う場所の汚水枡・配管を点検していきます。
2個目の汚水枡はほぼ汚れていませんでしたが、配管内の方は少し汚れがあったので高圧
洗浄を行いました。1つ目が一番やっぱりひどいですね・・!
清掃完了!取り除いた油汚れは可燃物へポイ!
取り除いた油汚れはこのようになりました!
岩みたいな固まった油がぎっしりだったので、かなり重たいです・・!
袋を2重にして可燃物ごみで出せばOKです。
以上が清掃方法になります!ただ汚れが落ちない、固着しすぎてなかなか取れない
という時には業者さんへ頼んだ方が良いです。
ハウスクリーニング全般を取り合っている業者さんを以下に紹介していますので
困っている方がいれば是非検討してみて下さい。
まとめ 配管詰まりにならない様日々清掃していこう!
いかがでしたか?汚水枡は大体最初の箇所を清掃しておけば、日々行っていたら
他はやる必要があまりありません。ただ1年経てばかなりの量になります。
やはり清掃頻度は3か月~長くて半年ぐらいが目安となってきますのでもしやられていない方
がいれば今回の記事を参考に是非やってみて下さい。
それではまた!
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